津波が来たらどうする?避難場所に逃げたらそれで安心なの?
2024年1月18日の日経新聞を読んでびっくりしました。
よって不動産に携わる仕事をしている自分としては、今から対策を講じておく必要があると思いました。
記事1面
『避難場所5000か所 津波リスク』
『日経調査 5m以上浸水700か所』 浸水リスクの高い避難場所は西日本が多い。
津波が起こると、不動産市場は大きく変化します。被災地では需要が低下し、景気が停滞します。このため、津波リスクの高い地域で不動産を所有している場合、早めに売却やお住み替え、又は避難対策を検討する必要があります。 不動産を売却してお住み替え計画を立てる際には、津波が起こった際の被災リスクを考慮することが重要です。リスクが高い場合は、早めに家族で話し合いが必要です。 また、お住み替え(売却)前には防災対策を準備しておくことも大切です。津波に備えるための適切な対策を取ることで、売却時に買い手に安心感を与えることができます。 以上、津波が発生するリスクの高いエリアに数でらっしゃる方、あるいは親戚や家族がそのエリアに住んでいる場合は、津波が来る前に、今後の対策を検討しておくことをお勧めします。
津波時の不動産市場の変化とは?
津波が来たら、不動産市場にどのような変化が起こるのでしょうか。
津波は、海岸や沿岸地域の不動産市場に大きな影響を及ぼす可能性があります。
まず、津波の被害が深刻な地域では不動産の需要が激減することが予想されます。
住宅や商業施設が浸水・倒壊などの被害を受けることで、市場に供給される物件が減少します。
これにより、需要と供給のバランスが崩れ、物件価値が低下する可能性があります。
また、津波の被害が大きかった地域では、人々の生活基盤が失われるために人口の流出が起こることも考えられます。
これにより、地域の経済活動が停滞し、不動産市場には更なる影響が及ぶでしょう。
しかし、一方で津波の被害が少なかった地域や内陸部など、津波の影響が限定的な地域では、不動産市場の変化はそれほど大きくないかもしれません。
需要と供給のバランスが比較的維持されており、物件価値はあまり大きくは変動しない可能性があります。
津波時の不動産市場の変化は、被災地と非被災地で大きな差が生じることが予想されます。
そのため、不動産売却を検討する際には、地域毎の被害状況や需要・供給のバランスをしっかりと把握し、慎重に判断することが重要です。
津波リスクを踏まえた避難場所の把握と対策
津波が来たらどうする?
『避難場所5000か所 津波リスク』
本日の日経新聞1面で心配になるショッキングな記事がありましたので紹介します。
一言で言うと避難場所に逃げても全国の自治体指定の避難場所に逃げても 少なくとも約5000か所が大規模な津波で
浸水する恐れがある。
すなわち避難場所に逃げても『命が助からない』という危険性があり、何のための避難場所なのかと疑問に思う。
被災時に命を守る自治体指定の避難場所の少なくとも約5000カ所が、大規模な津波で浸水する恐れがあることが日本経済新聞の調べでわかった。
能登半島地震では津波に弱い避難場所が顕在化した。同様の避難場所は西日本に多く、約700カ所で5メートル以上浸水する可能性がある。
自治体と国が一体となってリスクを軽減する取り組みが欠かせない。
各地域で試算された最大クラスの津波を前提とする「津波浸水想定区域」の公開データを活用し、全国の「指定緊急避難場所」との重なりを調べた。
垂直避難が可能な津波用(約4万カ所)を除く7万3506カ所の避難場所のうち、4989カ所(6.8%)が浸水の恐れがある区域内にあった。
浸水の深さは、2569カ所で1メートル以上5メートル未満、727カ所で5メートル以上となる可能性がある。
避難場所の代表例は学校や集会所など公共施設だ。
低層の場合、浸水で逃げる場所がなくなることもあり得る。災害情報論を専門とする東京大の関谷直也教授は「住民への周知は十分でなく、避難場所が洪水や
地震など災害別に指定されていることへの理解も広がっていない」と話す。
浸水の恐れがある避難場所は、沿岸地域が広大な北海道(570カ所)を除けば西日本に多く、大阪府が539カ所、広島県が506カ所だった。
今回の津波があった石川県は33カ所がリスクの高い区域内にあった。 市町村別では大阪市が520カ所で突出して多い。
大阪市は南海トラフ地震があった際に津波の被害が懸念されている。市危機管理室は「地震にも津波にも対応できるのがベストだが、安全な避難場所の確保に
苦労している」と説明する。 南海トラフ地震で最大13メートルの津波が見込まれる静岡県河津町は浸水想定区域内に7カ所の避難場所を設定するが、いずれも
「津波指定」ではない。同町の防災担当者は「(区域外にある)津波用避難場所から遠い人は付近の山など少しでも高いところに逃げてもらうしかない」と話す。
(出典:2024年1月28日 日本経済新聞)
まず、地域の津波リスクを把握することが大切です。地域の津波の歴史や過去の被害状況を調査し、津波の発生頻度や大きさを把握します。
また、地元の自治体や専門家に相談することもおすすめです。津波リスクが高い地域では、売却時に価格が下がる可能性があります。
次に、津波リスクを考慮して本当に今のところに住み続けるのが得策なのか、それとも住み替えを検討するのか家族で話し合いが必要です。
また、津波リスクを踏まえたうえで、本当に家族が安全で暮らせて、永住できるエリアを検討することも重要です。
津波が来たらどうするか、不動産の住み替え(売却)を検討する際のポイントを解説しました。
津波リスクを踏まえたスケジュール立案や価格設定は、地域の特性や市場の需要を考慮しながら行う必要があります。
自治体や不動産会社の助言を受けながら、慎重に住み替えプランを立てましょう。
売却前に準備しておくべき防災対策とは?
不動産を売却する際、津波などの自然災害に備えることは非常に重要です。土地や建物の被害を最小限に抑えるために、以下の防災対策を行っておくことをおすすめします。
まずは、津波ハザードマップを確認しましょう。津波による被害のリスクを把握するために、地域の津波ハザードマップを確認し、自宅や不動産の位置関係を把握しておくことが大切です。津波の危険度や避難経路についても確認しておきましょう。
次に、建物の耐震性をチェックしましょう。地震が起きた際に建物が倒壊しにくいかどうかは、売却の際にも大きなポイントとなります。専門家による耐震診断を受けることで、建物の耐震性を客観的に評価することができます。
さらに、適切な避難場所を確保することも重要です。津波が来た場合に備えて、自治体の指定する避難場所以外に高台である場所や建物を事前に調査しておきましょう。
避難場所は、高台や避難タワー、地域の避難所などがあります。周囲の避難設備や避難経路も考慮しながら、適切な場所を選びましょう。
その他にも、津波対策の情報をいくつか把握しておくことが重要です。災害時の連絡手段や非常食の備蓄、避難時の持ち物などを把握しておきましょう。津波警報が発令された際の行動計画も事前に考えておくと良いでしょう。
売却や住み替えを検討している不動産にとって、防災対策は購買意欲を高める要素の一つとなります。津波が来たらどうするか、地震は忘れたころに起こります。
2024年のスタートはまさかの元旦に起きた能登半島地震。1月18日現在 232人の方がお亡くなり、そして安否不明者が21人という犠牲者となられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、寒い季節に避難生活を余儀なくされている被災者の方々にも心よりお見舞い申し上げます。
『備えあれば憂いなし』
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